こんにちは。
今日はいよいよジャパンカップですね。
世間はW杯で大盛り上がりですが、こちらも日本VS外国という面で負けていない、見ごたえのあるレースだと思います。
日本のメンバーは残念ながら手薄な面がありますが、外国馬は例年以上に好メンバーがそろった印象です。
実力拮抗な上東京コースと難しい条件ですが、しっかり紐解いていきたいと思います。
それでは、早速参ります。
ジャパンカップ
全頭解説
①シムカミル
現状消し。
外国馬に関しては走法分析も難しいうえ、どういった仕上がりで参戦できるかもわからないので微妙な解説になりそうです。
ここ2走で重賞を連勝していますが、いずれも道悪。
今日の東京は中々時計も出ているようですし、外国馬は中々厳しくなると読んでいます。
しかし、この馬に関しては他の外国馬と異なって先行馬。
後述しますが、今回先行馬有利と読んでいますので位置取り的にはこの馬が一番良いのではと思っています。
ただ、やはりスローの切れ味勝負では厳しい面もあり、現状は消しです。
②オネスト
現状消し。
先に行ってしまいますが、外国馬は全て現状消しです。
追込。
坂はそこまで悪くなさそうだが、道悪はあんまり。
フランスダービーでの負けを考えると重馬場はイマイチ。(凱旋門賞)
凱旋門賞も道悪になったために消しました。
そういうこともあって、今回東京の舞台は他の外国馬よりかは向く可能性が高そうです。
ただ、問題は展開で、後方待機のこの馬には同型が多く困難を極めると思われます。
また、後方待機勢の差し脚比べではダノンベルーガ・ヴェラアズール等には当然劣りますし、これまで通りの走りだと厳しくなりそうです。
しかし、今回ルメール騎手が鞍上ということでもしかすると位置取りを変えてくる可能性もあります。
そうなれば話は少し変わっては来ますが、現状の人気を見てもうまみは少ないうえリスキーかなというところです。
③ヴェルトライゼンデ
紐。
変わらず。
ストライドは中くらい。首は使えないタイプで長距離は微妙。
稍重くらいまでなら。坂も大丈夫。
今回、素人目ではありますが調教も見てみました。
その中でもヴェルトライゼンデはTop5くらいには良く見えました。
この舞台での好走経験もありますし、ステゴ系ということも良いとは思います。
ただ、過剰人気な印象です。
復帰後初めてのG1ですし、軸に据えるのは難しいです。
④トラストケンシン
消し。
変わらず。
坂はない方がいい。ストライドは中くらい。少しの道悪なら。
実力不足ですね。
確かに近走は内で詰まって勿体ないレースは続いていますが、さすがに相手強化がはなはだしいです。
⑤グランドグローリー
現状消し。
坂は普通。良馬場の方がいい。
JCで5着になるような馬ですから、堅い馬場の方が向くはずです。
高低差のあるコースも苦手そうです。(凱旋門賞)
やはりこの舞台は良いと思いますが、日本で繁殖入りが決まっていることもあってどうかなというところ。
無理はさせないようにも思えますし、昨年よりも差し馬には厳しいように感じられますから難しいところです。
⑥ヴェラアズール
対抗。
好転。
エンジンかかるのに時間がかかりそうな馬。
豪腕ジョッキーが合いそう。
ストライド大きい。道悪も良い。坂はない方がいい。
唯一の好転評価。
前走は外にスッと出して追い続けるも、エンジンがかかるのが250当たり。
それでもスピードに乗れば一気に差せる脚です。
阪神外回りの長い直線も合いましたが、今回の東京も同様。
トップスピードに乗ってからの距離も長いですから、安定して差し脚伸ばせると思っています。
調教もよさそうです。
ただ、気になるのは内枠。
ここ3走良い競馬をしていますが、全て外目の枠。
今回内枠に入ってスムーズに外に出せるかがポイント。
中枠には同型も多く、包まれると勿体ない競馬になる可能性も。
ただ、内は中々伸びそうですから、割ってくれば逆に大きなチャンスに。
若干リスクのある枠の印象はありますが、大きな不利にはならなさそうです。
⑦テュネス
現状消し。
ドイツの馬場は本当に正反対という感じです。
その中でも重馬場ですから、軽い馬場は合わないでしょう。
⑧デアリングタクト
消し。
悪化。
ピッチ走法気味。坂は大丈夫。馬場が渋っても対応できる。
普通に考えればこの馬だが、気になるのはプラス体重。
前走少し太めに映ったが、更に馬体が増えた。
前走のレースを見ていても強かったころの印象が少し薄くなった感じ。遠征が苦手なだけかもしれないが、状態は要注目。(エリ女)
一瞬の切れが目立つ馬に。(宝塚)
また、体型的にもマイラーには見えませんでした。(VM)
今回は少し馬体を減らしてきました。
仕上がりには注目です。
また、調教も中1週で軽かったですし、そういった面もパドックでは見ておきたいです。
2年前の3着馬ですから、このコースが悪いことはないと思いますが…
やはり近走の内容を見ていても、微妙なところはありますし、遠征が苦手疑惑もあります。
話題には上がらないものの、人気はそれなりにありますから逆に買いづらいところです。
状態次第とは言うものの、消し濃厚です。
⑨ユニコーンライオン
ほぼ消し。
若干好転。
調教は軽め。
中1週でどこまで。
ストライドは大きい。坂はあっても無くても。少しの道悪なら。
スタミナに関しては宝塚記念を見る限り問題なさそう。
変に自分のペースを崩されるのも嫌なタイプだと思う
まだ本調子にはならないのかな(札幌)
左回り巧者なのではと踏んでいます。(宝塚)
悩ましいところです。
今回逃げ馬はこの馬だけですから、ペースは確実に向きます。
また、左回り巧者の可能性もあると見ていますから今回は条件好転です。
しかし、直線が長くなるのが難点。
ジャパンカップの逃げ切りは非常に少ないですし、そういうことを考えてもいいポイントはあるとはいえ買いづらいです。
⑩ハーツイストワール
消し。
変わらず。
ベタに左回りを使う部分は非常に気になるが、坂への対応は問題ないうえ、道悪も合いそう。
道悪・坂は問題ないが他が大問題。
距離も長そう。
小回りの方が合うストライド。(春天)
前走は不利がありつついい競馬だったと思います。
ただ、この馬は実績に乏しいような印象です。
今回久しぶりの続戦もどうかというところ。
武騎手で非常に気になる存在ではありますが、斤量面でも厳しいような感じがいたしますし、調教もイマイチな印象を受けたので消します。
⑪カラテ
穴馬。
変わらず。
坂はいい。広いコースの方が良い。良馬場の方がいい。
、上がりのかかる勝負で好走している部分もあります。(秋天)
この時期もトゥザグローリー産駒らしく良い(中山記念)
またかよ、という感じかもしれませんが笑
トゥザグローリーファンとしては頑張ってほしいところです。
前回は思った以上に後になってしまったとのことで、今回はいい位置で競馬ができそうです。
また、今の時期はトゥザグローリーにとっていい時期。
陣営も自信満々ですから15番人気ならというところ。
プラス体重は気になりますが、馬体を見てその辺は判断しようと思います。
⑫シャドウディーヴァ
消し。
悪化。
道悪も行ける。坂はない方がいい。広いコースがあう。(エプソムC)
55kgになると突然走らないこの馬。(府中牝馬)
非根幹へのコース替わりと重馬場はプラス。(エプソムC)
本質的には1800が良いんでしょう
私的には長い距離よりもマイルの方が合うように思います。(VM)
個人的にはマイルの方がいい印象。
そういったこともあって悪化にしました。
そろそろ衰えが出てきたと思います。
⑬テーオーロイヤル
無印。
変わらず。
ストライドは中くらい。坂はいい。
完璧に合う可能性アリ。
極悪になってチャンスが出る馬。
距離もバッチリで東京よりも阪神の方が合いそう。(春天)
狙い目の馬だと思います。
想定の位置取りも良いですし、前走も不利がありながら頑張りました。
また、調教もしなやかに動いていて良く見えました。
ただ、人気が若干過剰な印象もあるのでその辺が迷う要因です。
⑭ダノンベルーガ
単穴。
飛びが大きく広いコース向き。坂も問題なし。
折り合いはバッチリ。首はまあまあ。馬場は問わない。
切れ味の馬。
前走は切れ味勝負で好走。
今回距離不安もありますが、早いペースにはならなそうなので問題は特になさそう。
前走は少し太めに映ったので、今回どの程度仕上がっているかがポイント。
⑮シャフリヤール
本命です。
ストライドは中くらい。坂はない方が良い。多少の道悪なら。
また、海外帰りは不安ではありますしJCに向けての叩きとも思われます。上がり勝負は向かない。(秋天)
前走も言いましたが、ここが焦点。
6kg絞って臨戦態勢か。
人気の中では唯一の先行馬ですからその面では一歩リード。
今回も期待します。
⑯リッジマン
消し。
地方馬は厳しいです。
⑰ユーバーレーベン
ほぼ消し。
変わらず。
坂はない方が良い。ストライドは中くらい。良馬場がいい。
瞬発勝負よりかは分がある。(秋天)
スタミナもオークスを見ていれば十分(札幌)
若干今までのオークス馬とタイプが違う印象。
今まではどちらかというとスピードタイプでもう一つ短いところでも戦えなくはない馬たちだったが、本馬はこの距離がベスト。(ドバイ)
前走は瞬発勝負で厳しくなったか。
また、増えたり痩せたりの繰り返しから脱却。
外枠も良いですし、ここは中々チャンスがあるかもしれません。
ただ、同型は多いですし、状態次第ではあるものの現状は消しです。
⑱ボッケリーニ
裏本命です。
変わらず。
坂も行ける。馬場は問わない。広いコースの方がいい。
もう一つ短いところでも勝負出来る馬。(目黒)
大外でなければ普通に本命でしたが笑
先行馬というのがまずポイント。
そして、上がりもまあまあ使えるのも良いポイント。
調教も中々良かったですし、臨戦態勢。
中朝居地に移ってから馬券を外さない堅実ぶりですから、ここでも期待していいと思います。
過小評価と見て狙ってみたいと思います。
走法評価まとめ
展開
こういう感じです。
前がMと見ているので、後ろはスローになりそうです。
そして、
内先行が伸びることを考えると、この辺がいいポジションになってきそうです。
あとがき
失礼します。