こんにちは。
今日はいよいよフェブラリーSですが、不良馬場になりましたね…
ペース予想も難しく、馬場状態を考えることも必要になってきました。
ですので、馬の解説もそうですがまずはレースについての解説をじっくりした後に予想に入っていこうと思っています。
レースの解説や重馬場のときの考え方など他の人と異なる意見になっているかもしれませんが、ここはあくまで個人の意見として捉えてください。
どれが正しいのかはわかりませんが、自分的に正しいと思っている考え方をお話ししたいと思います。
それでは参ります。
フェブラリーS
今回のポイント
まずは不良馬場についての解説をしていきます。
不良馬場になると一般的に足抜きがよくなるので時計は早くなります。
ですので基礎スピードが大切になってきます。
ここで「時計が早くなる」ということから「ハイペース」になる、というわけではありません。
確かに良馬場に比べれば通過タイムが早く出るのでハイペースに見えるかもしれませんが、それは「時計を出した」のではなく「時計が出た」ことになります。
簡単に言うと、陸上選手が同じ走り方をして砂場よりも陸上トラックの方が良いタイムが出るみたいな感じです。
要は「走りやすかったからいいタイムが出た」ということになります。
ですので、ペースを考えていくうえでは特に馬場状態を気にすることはありません。
ただ、問題はペースから狙える馬をどうするかです。
スローペースの場合は特に変わりはなく前有利になります。走りやすい馬場での上がり勝負になりますから、追込みの馬はそうとうな上がりを使わないと前の馬はかわせないということです。
しかし、ミドルペースは微妙になってきます。
確かにミドルペースはどこからでも狙いやすくなりますが、全体的に時計が早くなるのでいつもよりは早い上がりを使う必要が出てきます。
ですので、最後方一気をするのはとても難しいです。
ある程度中団~先団後ろあたりを取らないと差し脚だけで勝負するのは厳しくなってきます。
そしてハイペース。
私個人的にはこれでやっと後ろが届くかどうかくらいだと思います。
何度も言いますが、ダートの道悪は「スピード」が大事になりますので、良のハイペースは「体力勝負」だったとしても、道悪では体力一辺倒ではなくある程度のスピードも必要になってきます。
ですので、前がバテて後ろがうんぬんというのはココでは効かないかなと思います。
ペース予想・狙いどころ解説・データ
今回のペース予想は「弱S~M」です。
先行馬はざっとソダシ・インティ・ダイワキャグニー・アルクトス・サンライズホープ辺りになるかなと思います。
ただ、サンライズホープが1600不良の流れについていけるかと言ったら微妙です。
ですので先行馬は4頭で堅いかなと思います。
また、なにがなんでも前に行きたいというタイプはいないので譲り合いのスローペースになる可能性もありますが、G1でそこまで落ちないかなとも思いますし、ソダシが砂を被りたくないのであれば前に出たいという思いもあると思います。
ですので弱S~Mにしました。
ですから、先ほど説明した通り今回は「スタミナよりもスピード勝負」になると思いますから、1600の追込み馬や「1800が合う馬」は今回厳しくなってくると思います。
ですから「1400があう馬」や「先行馬」を狙っていきたいところです。
次にデータです。
こちらは4つ紹介します。
①着外した馬の中で前走5人気以内負けた馬注意(距離不問)
②単純に前走(G1根岸東海)着内馬は注意
③リピーター注意
④前哨戦着外馬厳しい
です。
まず1つ目ですが、これらの過去例は、カフェファラオ・ケイティブレイブ・サンライズノヴァ・インカンテーション・ゴールドドリーム・コパノリッキーなどなど多数で、逆に前走6人気以下で着外だった馬が絡んだケースは昨年のエアスピネルと2015年のベストウォーリアのみです。過去20年で見てもスターリングローズと有馬に出たイーグルカフェのみです。
これを考えるとこのデータは結構信用できると思います。
6人気以下着外馬としての今年の該当馬はインティ・タイムフライヤー・サンライズノヴァ・ケイティブレイブ・エアスピネルです。
これらは低い評価をしても大丈夫ですが、まだ消してはいけません。
次に2つ目ですが、これは前走着内馬が単純にフェブラリー着内馬の大半を占めることから由来しています。
こちらの該当馬はテオレーマ・ダイワキャグニー・アルクトス・レッドルゼル・スワーヴアラミス・テイエムサウスダンです。
今年は2.3着馬がいないので結構これで絞れますね。
これらは少し良い評価をつけておくといいでしょう。
3つ目ですが、ここは結構重要になります。
今まで2回以上このレースで馬券に絡んだ経験のある馬は、ゴールドドリーム・ノンコノユメ・インカンテーション・コパノリッキー・ベストウォーリア・ワンダーアキュート・テスタマッタ・エスポワールシチーと過去10年だけでも多いです。
さらに20年振り返るとサクセスブロッケン・ブルーコンコルド・カネヒキリ・シーキングザダイヤがいるという重要なデータです。
ですので過去にフェブラリーで好走した馬は要注意です。
今回の該当馬はカフェファラオ・エアスピネル・ケイティブレイブ・サンライズノヴァ・インティです。
これらは先ほど消しデータに該当していたとしても一旦外しておきましょう。
そして最後のデータですが、一番強力かもしれません。
「前走前哨戦(根岸東海)着外馬」が馬券に絡んだのは過去20年で2004年のスターリングローズだけです。
平安Sが前哨戦という時代もありましたが、平安S着外馬もことごとく絡みません。
根岸&東海という縛りにしても、2004年以後着外馬あは65頭出走しましたが好走したのは0頭です。
そして今回の該当馬はタイムフライヤー・サンライズホープ・ソリストサンダーです。
いくら前走が前哨戦仕上げだったとて、ソリストサンダーが厳しいと昨日言った理由はこれです。
平安Sを含めると2005年から0頭/75頭です。
この中で当日5人気以内or10倍以内だったのは3頭いますからソリストサンダーとはいえ危ないです。
これらを踏まえて全頭解説に参ります。
全頭解説
①テオレーマ
消しです。
やはり牝馬は厳しいかなと思います。
重馬場も得意とは言えませんし、牝馬限定のみを走ってきた印象なのでここでは厳しいと思います。
②ダイワキャグニー
取捨が難しいところ。
先行有利ではありますが、ダートが本当に合うのか。
不良になって芝馬に向くようになったいまさらに難しくなってきました。
パドックが悪くなければ入れようと思っています。
③インティ
こちらも難しい馬。
やはり先行馬ですので、入れたいところですが不良がどうか。
前々走は不良で好走しましたが、東海Sの負けを思い出すと微妙なところです。
が、リピーターのこともあり相当なことがない限りは紐に入れようと思います。
④アルクトス
単穴です。
東京は不得意だという人はいますが通算5勝。
そこにフェブラリー2年連続負けの理由はありません。
おそらく私が推察するに「冬」が得意じゃないんだと思います。
事実冬のレースは1-0-0-5。1も未勝利戦です。
ですので冬が良くないのだと思います。
ただ、今年は得意な不良馬場。
そこを加味して何とか単穴評価というところかなと思います。
⑤レッドルゼル
対抗にしました。
スピード勝負になるならこの馬。
ですが、展開が向かないかもしれません。
川田騎手の手腕にかかっていますあ、中断から運べばチャンスは十分だと思います。
⑥カフェファラオ
なんだかんだで本命です。
前走の大敗は厳しいですが、東京1600なら。
アメリカンファラオ産駒ならこの馬場のこなせますし、迷わず本命です。
⑦タイムフライヤー
消しです。
消しデータ①④に該当しています。
1600も少し短く感じますので、ここは厳しいです。
⑧サンライズノヴァ
悩みましたが消しの線。
後から行く分厳しいところがあるかなと思います。
また道悪も合わない印象です。
ただ、リピーター有利のレースですから、パドックが相当よく・稍重まで回復してきたら入れようと思います。
⑨サンライズホープ
消しです。
前哨戦着外もそうですし、単純についていけないと感じます。
⑩スワーヴアラミス
消しました。
こちらも1800の馬。
東海S組は厳しいという見方です。
⑪ソダシ
紐に。
条件は好転しますから取りこぼしたくないので紐に入れます。
クロフネは馬場が悪くなればいいと思います。
⑫ミューチャリー
消しました。
やはりもう少し長いところが良い馬。
道悪の1600は忙しいと見ました。
⑬ソリストサンダー
先ほど言ったように消し。
あのデータを見ると消さざるを得ません。
ただ、パドックの状態次第では入れる可能性はあります。
⑭ケイティブレイブ
消しです。
いくら過去に来たとは言え、道悪で好走したのは中距離。
こチラも忙しいと思います。
⑮テイエムサウスダン
単穴。
1400が良い馬だと思うのでこの馬場は良いと思います。
重もなかなかにこなしますし、展開も特に気にするところはありません。
能力と展開が一番心配なくらいなので、前めで運べばチャンスはあります。
⑯エアスピネル
紐には。
リピーター有利ですので入れました。
戦績表をみるに次は好走の番です笑
小倉大賞典
データ
ようやくこちらの話に移れます笑
こちらで抑えるポイントは2つ。
・7歳以上くる
・5年間前走2000未満(は小倉1800玄海勝ちのドゥオーモ以外来ていない)
です。
一つ目の7歳馬ですが、これは好走馬中の33%を占めていますので、つまりは着内に1頭は来る計算です。
ここは注目してみても良いでしょう。
次に前走2000m未満は消しというもの。
これは小倉1800を勝ったドゥオーモ以外はいなかったので小倉1800を例外とすると、9頭も消せます。
このデータで相当数消えてしまうのでこのデータに乗っかるかは重要です。
それでは全頭解説に参ります。
全頭解説
①アールスター
前提として基本的に内が荒れているので、内枠と逃げ馬は軽視しています。
ですので、消し。
展開も遅いですし、今回は厳しいと思います。
②ヴェロックス
消しです。
前走1600。
内枠も厳しいです。
③レッドフラヴィア
消しです。
こちらも前走1600。
内枠も厳しいです。
が、斤量も良く道悪の良いのでパドック次第では紐に入れる可能性はあります。
④ノルカソルカ
紐に入れました。
ハ逃。
逃げ馬は厳しいですが、逃げ馬はこの馬しかいません。
稍重もエピファネイア産駒は良いですから、何とか内を開けて走れればチャンスはあるかもしれません。
逃げ馬が1頭だけなので特例で。
⑤ダブルシャープ
紐に入れました。
小倉巧者。
父ベーカバドなのでこの馬場も良いでしょう。
内枠だけが心配です。
⑥スカーフェイス
紐に入れました。
近走の内容も良いですし、取りこぼしは嫌なので。
好走する保証はないです。
⑦カデナ
消しました。
斤量が厳しいですし、前走2000未満。
⑧ヴァイスメテオール
対抗です。
稍重のラジオNIKKEI賞を勝っていますから道悪はバッチリ。
あとは休み明けがどうか。
⑨トップウイナー
消しです。
さすがに厳しいです。
先行できるかもわかりません。
⑩スーパーフェザー
紐に入れました。
雨が降っていなければ本命なんですが…
小倉も合いますし、前走の内容も良かったです。
ハンデも良くここはピッタリ。
ただ前走1800です。
⑪アイスバブル
消しです。
さすがに厳しいです。
⑫ランブリングアレー
本命です。
道悪はバッチリ。
非根幹も良いですし、小倉も勝利経験アリ。
差し馬にとっては良いので、展開どうこうはありますが、中団からの差しきりに期待。
⑬サトノアーサー
消しです。
右は厳しいです。
⑭ジェネラーレウーノ
悩む馬。
ハンデも減っていますし、逃げもできる馬。
外でいいところを通れる可能性もありますから、状態次第で紐です。
⑮ブラヴァス
紐に入れました。
重の七夕賞で好走していますし、見限るには早いかなという印象。
⑯アリーヴォ
単穴です。
大外は良いですし、小倉もあっています。
普通に行ければ。
あとがき
今日は時間がかかってしまいました…
個人的には重で予想を進めていたので、重のままで行ってほしいです。
来週はいよいよサウジカップ。
日本馬は2頭出ますし、ミシュリフ以外は倒せそうなので何とか良い結果を出してほしいですね。
失礼します。